恋 歌詞

恋 歌詞

星野源 恋 歌詞

営みの
街が暮れたら色めき
風たちは運ぶわ
カラスと人々の群れ

意味なんか
ないさ暮らしがあるだけ
ただ腹を空かせて
君の元へ帰るんだ

物心ついたらふと
見上げて思うことが
この世にいる誰も
二人から

胸の中にあるもの
いつか見えなくなるもの
それは側にいること
いつも思い出して
君の中にあるもの
距離の中にある鼓動
恋をしたの貴方の
指の混ざり 頬の香り
夫婦を超えてゆけ

みにくいと
秘めた想いは色づき
白鳥は運ぶわ
当たり前を変えながら

恋せずにいられないな
似た顔も虚構にも
愛が生まれるのは
一人から

胸の中にあるもの
いつか見えなくなるもの
それは側にいること
いつも思い出して
君の中にあるもの
距離の中にある鼓動
恋をしたの貴方の
指の混ざり 頬の香り
夫婦を超えてゆけ

泣き顔も 黙る夜も 揺れる笑顔も
いつまでも いつまでも

胸の中にあるもの
いつか見えなくなるもの
それは側にいること
いつも思い出して
君の中にあるもの
距離の中にある鼓動
恋をしたの貴方の
指の混ざり 頬の香り
夫婦を超えてゆけ
二人を超えてゆけ
一人を超えてゆけ

恋 歌詞 要約

この歌詞は、日常の営みの中で生まれる「愛」の本質を描いた楽曲です。

街が暮れ、人々がそれぞれの生活へ戻っていく中で、主人公はただお腹を空かせながら、大切な人のもとへ帰ります。そこには大きな意味や理由はなく、「暮らし」があるだけ。しかしその何気ない日常の中にこそ、本当に大切なものがあると気づきます。

胸の中にある愛や鼓動、指のぬくもり、頬の香り――それらはいつか形としては見えなくなるかもしれないけれど、「そばにいること」こそが愛の証だと歌います。

恋は一人から始まり、二人になり、やがて「夫婦」という形さえ超えていく。個人という存在すら超えていくほどの深い結びつきを目指す、壮大でありながらもとても日常的な愛の物語です。

■ 歌詞の意味・解釈


① 日常の中の愛

「意味なんかないさ 暮らしがあるだけ」という一節は、とても象徴的です。
人生に大きな意味を求めるのではなく、ただ毎日を生きて、大切な人のもとへ帰る。その繰り返しこそが尊いというメッセージが込められています。

カラスや人々の群れという描写は、都会の無機質さや日常の風景を表し、その中で育まれる個人的な愛の対比が印象的です。

② 「胸の中にあるもの」とは何か

何度も繰り返される

胸の中にあるもの
いつか見えなくなるもの

これは、形にできない愛や感情、時間の中で変化していく想いを指しています。

しかし続く

それは側にいること

という言葉が、この曲の核心です。

愛とは派手な言葉や約束ではなく、「一緒にいること」そのもの。
距離の中にあっても鼓動は響き合う、つまり離れていても繋がっている心を描いています。

③ 恋は「一人」から始まる

「愛が生まれるのは 一人から」というフレーズは重要です。

恋や愛は、まず自分の中に芽生える感情から始まります。
誰かに出会う前に、すでに心の中に種はある。
だからこそ最後に

二人を超えてゆけ

一人を超えてゆけ

と歌われます。

これは、個人の枠や社会的な関係性(夫婦など)を超えた、もっと大きな愛への到達を意味していると考えられます。

④ 「夫婦を超えてゆけ」の意味

単なる結婚関係にとどまらない、精神的な結びつき。
形式や肩書きを超えた、本質的な愛。

指の混ざり、頬の香りという具体的な感覚描写は、愛のリアルさと体温を伝えています。
それは理屈ではなく、身体と記憶に刻まれるもの。

■ 全体テーマ

日常の尊さ

形のない愛

個から始まる感情

関係性を超える結びつき

時間を超えて残る想い

派手なドラマはなく、むしろ静かで深い。
「暮らし」の中にある愛を丁寧にすくい上げた、哲学的で温かい楽曲です。

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