藤井 風 きらり 歌詞

藤井 風 きらり 歌詞

荒れ狂う季節の中を二人は一人きり さらり
明け行く夕日の中を今夜も昼下がり さらり

どれほど朽ち果てようと最後にゃ笑いたい
何のために戦おうとも動機は愛がいい

新しい日々は探さずとも常に ここに
色々見てきたけれどこの瞳は永遠に きらり

あれほど生きてきたけど全ては夢みたい
あれもこれも魅力的でも私は君がいい

どこにいたの 探してたよ
連れてって 連れてって
何もかも 捨ててくよ
どこまでも どこまでも

荒れ狂う 季節の中も 群衆の中も
君とならば さらり さらり
新しい日々も 拙い過去も 全てがきらり

無くしてしまったものを振り返って ほろり
時には途方に暮れてただ風に吹かれて ゆらり

息せき切ってきたの
行き先は決めたの
迷わずに行きたいけど保証はしないよ
何か分かったようで
何も分かってなくて
だけどそれが分かって本当に良かった

新しい日々は探さずとも常に ここに
常にここに ここに
色々見てきたけれどこの瞳は永遠に きらり
永遠に きらり

生きてきたけど全ては夢みたい
あれもこれも魅力的でも私は君がいい

どこにいたの 探してたよ
連れてって 連れてって
何もかも 捨ててくよ
どこまでも どこまでも

荒れ狂う 季節の中も 群衆の中も
君とならば さらり さらり
新しい日々も 拙い過去も 全てがきらり

藤井 風 きらり 歌詞

新しい日々は「探すもの」ではなく「ここにあるもの」

新しい日々は探さずとも常に ここに

このフレーズは、現代的な焦りへの静かな反論のようにも聞こえる。
人は「もっと良い未来」「別の場所」「新しい自分」を求めがちだ。
だがこの歌は、新しさとは外にあるものではなく、今をどう見るかで決まるのだと語る。

君と過ごす「今」こそが新しい日々であり、
過去も未来も含めて受け入れられたとき、人生は輝き出す。

夢のような人生と、それでも選ぶ「君」

あれほど生きてきたけど全ては夢みたい
あれもこれも魅力的でも私は君がいい

多くの経験を重ねたからこそ、人生が儚く、夢のように感じられる。
選択肢は無数にあり、どれも魅力的に見える。
それでも語り手は、迷いながらも「君がいい」と言い切る。

この選択は、情熱ではなく覚悟に近い。
すべてを知ったうえで、たった一人を選ぶこと。
それはこの歌が描く、最も強い愛の形だ。

迷い続ける自分を受け入れるという救い

後半に描かれる独白は、非常に人間的だ。

何か分かったようで
何も分かってなくて
だけどそれが分かって本当に良かった

人生に保証はなく、行き先も明確ではない。
それでも「分からない自分」を理解できたこと自体が、救いとなる。
この歌は、答えを持たないまま進む勇気を肯定している。

君となら、すべてがきらり

最終的にこの歌が伝えるメッセージは明確だ。

荒れ狂う季節も、群衆の中も、
新しい日々も、拙い過去も――
君と一緒なら、すべてがきらりと輝く。

それは世界が変わったのではなく、
愛する人の存在によって、世界の見え方が変わったということ。

この歌は、劇的な希望ではなく、
日常の中にそっと置かれた光のような愛を描いている。
だからこそ聴く人の心に、静かに、しかし確かに残り続けるのだ。

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